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リリースカットピアノの作り方【打ち込み例有り】

 

 

リリースカットピアノ、通称リスカピアノの作り方を解説していきます。

使用DAWソフトはstudiooneですが、ガレージバンドなど他のDAWでも応用できます。

※なお、私はピアノが全く弾けないうえにDAWソフトの使い方も素人なので
「こうしたほうがいい」「ここは普通こうやろ」と思ったことがありましたら
コメントにて指摘してくださると助かります。

 

逆に言えばピアノ初心者の方でも参考になると思いますので、ぜひご覧ください。

 

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それではいきます。

1 ピアノ音源のリリースをカット



ピアノ音源を用意してリリース(Rと書いてある部分)をグイっと回して「0」にします。
ピアノ音源は
Acoustic Piano - A Rock And A Hard Placeというものを使用。

2 コードをベタ打ち


先ほどのリリースをカットしたピアノ音源を使い打ち込みをします。

コード進行はリスカピアノによく使用される「丸サ進行」を使います。

コード進行はCmaj7 B7 Em7 G7 です。

リスカピアノは機械的、シーケンス的な感じを出したいので
ベロシティは全て一定です。
今回の例では80で固定しています。

またBPMは120です。


3 バッキングの作成

コードを分解してバッキングを作ります。

Cmaj7 Em7 のコードをいじります。

ポイントはルート(一度)の音と五度の音をベース音として使用しています。
※5度の音はコードから省きました。

4 ベース音を1オクターブ下げる


ベース音を1オクターブ下げます。
こうすることで音にメリハリが出ます。

5 バッキングをさらにいじります。

バッキングにキメを作りさらに改良しました。
いじったのはB7 G7 のコードです。

ここでのポイントはG7のコードを32分音符で切り刻んだところです。
こうすることでよりシーケンス感が増し、リスカピアノっぽく仕上がります。

6 バッキングをさらにいじいじします。

先ほどのB7 G7 のコードの部分をさらに改良します。

B7のコードのヴォイシングを一部分変更しました。
ここではトップノートをルート音のBに変更しました。

またG7の最後の部分を半音ずつ下がるように変更しました。

7 メロディ部分を打ち込む

ピアノが弾けないので全く自信がありませんが必死こいて打ち込みました。

本来ならバッキングとメロディパートは別にしたほうがいいと思うのですが
今回はわかりやすいようにあえて同じトラックにまとめました。


ポイントは
Em7の最後の部分で3連譜を使いました。
音使いとしてはBに向かって半音ずつ上がっていくようにしました。
雰囲気は出たと思います。

B7、G7の最後のほうでは怒涛の32分音符で打ち込みを施しました。
正直アイデアがないのでコードトーンをなぞるだけになりました。
G7のほうではルート音と5度のみでメロディを無理やり挿入しました。


またG7の32分音符で刻んだ部分の音の長さを半分(64分音符)にしました。
さらに機械的な雰囲気が出ます。
(音の濁り?をなくすために3度の音もカットしました)

8 各パートの追加、仕上げ

ここからは仕上げに入ります。

ドラムを追加

ドラムは何の変哲もない4つ打ちを採用。

 

 

ベースを追加

ベースはスラップ音源を使いベッタベタな何もひねりもないオクターブ弾きを採用。

 

 

サウンドエフェクトを追加



とどめにSEを挿入。studioone付属音源です。
だんだんクレッシェンドしてくるVEC3 FX Reverse03というものを使用。

 

 

最後にEQを編集

ピアノのプリセットにすでにEQが入っていました。



正直イコライザーをいじることに全く自信がないのですが、見よう見まねでいじってみました。



500Hzから下をなんとなくカット、1kHzから上をを上げてハイを強調しました。

9 完成

最終的にトラックをまとめるとこうなりました。

いかがでしたでしょうか?
ご指摘等あればコメントよろしくお願いします!

 

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