書評と言うより読書感想です。
「多動力」一言で表すなら
「多動力」を一言で表すなら
「人々の常識」を覆す、ホリエモンの合理的な思考を読むことができる。
と思いました。
ホリエモンの言うことは全て当たり前のことなんだけど、今まで皆が当たり前だと思っていたことに「NO」を突き付けてくれる。
多動力の目次を見ただけで
- 寿司屋の修行なんて意味がない
- 手作り弁当より冷凍食品のほうがうまくて時短
- おかしなやつとは距離をとれ
- 知らないことは恥ではない
- 仕事の質は睡眠で決まる
など、今まで日本人が「こうあるべきだ」と思っていた常識を全否定してくれる。
それが「グサーッ!」と胸に突き刺さり非常に爽快感があります!。
一冊を通して「そんなことやってないで好きなことやって生きようぜ」というメッセージが込められています。
「多動力」を読んで驚いたこと
「多動力」を読んでいて一番驚いたのは堀江貴文氏が、本を執筆するにあたって文章を一切書いてないということですね。
「ベストセラーはコピペ本」という項目に書いてあるのですが、編集者とライターがホリエモンにインタビューしてそれをまとめているだけなので、だいたい10時間くらい話せば一冊程度になるそうです。
これを読んだときには流石に「すげぇ…」という感想しか出てこなかったです。
自分の本は自分で書く。という常識すらも打ち破っています。
また最後にはAIに自分の発言を取り込んで、botのように本をだせたらいいとすら書いてあります。
まとめ
ぶっちゃけ何冊かホリエモンの本を読んでいるとわかるのですが、ホリエモンの本はだいたい書いてあることがいっしょです。
この多動力ですらも以前から発言してきているものが、再編集されている感じで構成されています。
ホリエモンのメッセージは一貫して
「嫌なことは我慢せず、好きなことだけやろう」
ということが何回も何回も焼き直して世に出されています。
何冊か読めば彼の言いたいことがわかるのですが、出す本出す本興味をそそられるタイトルなのは流石。
ホリエモン的には
「こんな本読まないで好きなことのために行動しろ!!!」
ってことなのでしょうが…。
「多動力」も一番最初に読むのがおすすめですが、ホリエモンの半生を描いた「ゼロ」もおすすめです。
では。