「今日はふくろう（延長保育のこと）がいい！」
と、朝言ってくれたのは3日くらい前か
年中になった長女は朝のぐずり、イヤイヤはきついけど、ときに頼もしさすら感じさせるときもある。
私なんかは保育園に行きたくなくて、毎日、毎日泣いていた記憶しかない。
先日、実家に帰省したとき、親にそのときのことを少し聞いた。
そしたら当時の私は「○○先生がいないとやだ！」と言って担任の先生がいないときは泣きっぱなしだったらしい。
全然覚えてないけど。
自分の娘が幼稚園に通えて、延長保育まで受け入れてくれて（毎日延長するわけではないけど）さらには自分から延長保育がいいなんて言い出すなんて
よく出来た子よ。
本日は妻の負担を考えて長女の意見を聞かず延長保育に。
バスに乗る前、そのことを妻から娘に告げると
「ふくろう、やだ（涙）」と言ってちょっと泣いていた。
そうゆうときもある。
しかし、すぐ泣き止んで
「ととじゃなくてばーばのお迎えがいい」
と笑顔で言っていた。
朝はとやかく言わないほうがいいなと思った。
年中の長女にも、大人からしたらガンコで意味のない意見でも、ちゃとした意志でそれを持っている。
すべての願いは穏便に幼稚園のバスに乗ってもらいため……！
今朝は私がほとんどだまっていて、娘には妻から話をしてもらった。
（朝ご飯何食べるとか、お着替えしないとだとか）
そしたら、いくばくかはぐずりがマシだった気がする。
子どもはプライドが高い。
用心して接しねば。
毎朝幼稚園のバスに載るまでの時間は戦争だ。
さまざまな感情が行き交う。
シン・年中さんになった長女の今日の朝ぐずりは
朝食時、なにを食べたいか聞いても答えなかったので先に妻にお茶漬けごはんを出したら泣きながら激怒していた。
自分のを先に出してほしかったらしい。
ドラえもんがパッケージのウインナーが長女の朝食に決定したが、妻が「温めたはうがおいしいんじゃない？（そのままでも食べられる）」
と言ったら泣き出して
「あっためない！あっためない！」
と泣いていた。
最近はサイドの髪の毛を三つ編みにしているのですが、妻が編むときに、長女の後ろの髪をまとめている（サイドの髪とわけるため）と
「むすばない！そこむすばない！」
と泣き出した。
あとは着替えるときお下がりのプリキュアのパジャマを着替えないと言って泣き出した。
朝は戦争、以上。
今年度から年中に昇格した長女。
我が強くなってきていて、大人からみて意味がないようなことでも自分を曲げない。
なので毎朝、幼稚園のバスが来るまでの時間は戦いの連続だ。
「着替えよう」と妻や私が言っても
「ちょっとまってて！ちょっとまっててよ！もーまっててって、いったのに（涙）」
と言い出して話が先に進まない。
その日もそんなようなことがあって妻がしびれを切らし「もう見送りいかないよ！」と怒ったことがあった。
いつもは夫婦で見送るか、双子も連れて行ってバスに乗るのを見送るのですが、この日は私一人で見送ることに
娘もぶすっとしたままバス乗り場に向かうと、乗り場がいっしょのママさんに話しかけられた。
妻がいないので
「今日はいないんだねー」
と娘に話しかけると
「うん、ママ、怒ってるから」
と娘は答えていた。
普段、家では「かか」「とと」と呼ばせているのに、よそに行くと「ママ」と言っているのに驚いた。
パパと呼ぶかはわからないけど、使い分けてるのすごいな。
子育てしていると、とにかく時間はない。
やりたいことはあるけど、仕事して家では育児だと、やりたいことをできる時間は限られてくる。
というかほとんど時間なんてない。
寝ずにやるくらいなら寝たほうがいいと思っているので睡眠時間は削れない。
となると時間なんてない。
しかし世の中の実業家やビジネスマンだって時間なんてない、みんな限られた時間の中でやりくりしているはずだ。みんないそがしい。
そこで自分はどうするのか？ということを考えて行動しないと本当にだめだなと思った。
いつもいつも考えているけど、時間なんてない。
けどその中でどうするのか考えねば。
人生は一度きりだし。
後悔するわけにはいかない。
