自分の備忘録のために書評を書こうと思います。
「知の整理術」一言で表すなら
phaさんの著書第5作目(電子書籍除く)「知の整理術」
この本を一言で表現するなら
「天才phaの勉強法」
だ。
ノンフィクションで初めてphaさんを見たとき
「やる気がなくてダメダメそうな人だなー」
と勝手に思っていたのですが出身大学は京都大学。
間違いなく勉強はできる。
しかもギークハウスなるシェアハウス自ら作っちゃうくらいだから頭も当然切れるし行動力もある。
ぶっちゃけ天才だと個人的には思っているのだが、この「知の整理術」はphaさんが実践してきた勉強法がふんだんに盛り込まれている。
ぜひとも読んでもらいたい一冊。
個人的に役に立つと思ったことひとつだけ
しかし勉強法が1冊丸々書かれていると全てを実践することは不可能だし、とりあえず忘れないように1つだけ覚えておくようにします。
個人的に大事だなと思ったのは
「物事を覚えるのに大事なのは情報よりメタ情報」
ということだ。
まずメタとは何か
ある対象を記述したものがあり、さらにそれを対象として記述するものを、メタな○○、あるいは単にメタ○○と呼ぶ。
言語を記述する言語 - メタ言語
文法を記述する文法 - メタ文法
理論を解釈するための理論 - メタ理論(理論に対する理論の意味)
自己の認知を認知すること - メタ認知
例えば、WWW上の文章は主にHTMLによって記述されているが、この場合、元の文章に対してHTMLがメタな言語であるといえる。また、HTMLそのものは英語によって仕様が規定されている。この場合、HTMLにとって英語がメタな言語であるといえる。
なぜ覚えるときに情報だけではなくメタ情報なのか。
それは人間の脳は物語や感情と結びついたことを強く記憶するからだそう。
だけではなく
序盤ガンガン攻め込んでいた今川が油断して酒宴を始めたのが、信長勝因の一つでもある。
といろいろそれに付随する情報をくっつけたほうが、面白いしわかりやすいということです。
まとめ
いかがでしたか?
phaさん気になった方がいたら1作目の「ニートの歩き方」もおすすめです!
僕はphaさんをフジテレビのノンフィクションで知ったのですが2018年の秋(もう秋ですが…)にphaさんが出演する回が放送予定なのでそちらもチェックしてみてください!
では。