「仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方」宇都出雅巳著。
感想を書いていきたいと思います。
内容を一言で表すなら
タイトルに「ミスが絶対なくなる~」とありますが、結論としては
ミスをなくすことは絶対できないと書かれています。
こう書いてしまうと
「ミスするのは仕方がない」
ということがつらつらと書かれていると思ってしまいますがそれは違います。
大まかに項目が
の4つに分かれており、そのそれぞれでかなり詳しくミスが起こってしまう原因と対策が書かれています。
しかしどんなに対策をとっても
「人間の脳は大したことなくて、気を付けてもミスは起きてしまうもの」
なので
「ミスをしたことを受け入れて認めましょう」
とまとめられています。
また各項目のミスを未然に防ぐための対策が秀逸。
仕事のミス系の本はいくつも出版されていると思いますが、この1冊で十分対応できるはずです。
役に立つことをひとつだけ
今からでも実践できるミスを防ぐ方法のひとつに、すぐやることが大事だと書かれています。
仕事を後に溜め込まず、すぐにやることで注意力の無駄遣いを減らし、ワーキングメモリ(短期記憶)をフル活用することができます。
すぐにやらないでいると、未来の見えない「不安」や「リスク」に注意力を奪われ
大事な「可能性」に目がいかなくなってしまうそうです。
すぐやることで何かしらの結果が生じ、その結果に応じて次の行動を起こすことができます。
そしてワーキングメモリがすっきりし、注意力をフルに使うことができるそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
また~さんの本で「どんな本でも大量に読める速読の本」というのがあるのですが、こちらも誰にでもできる速読でおすすめです。
速読と聞くとたまにテレビで誰かが披露するような速読を思い浮かべますが
それとはまた違った視点での速読で興味がある方はぜひとも読んでほしいです!
では。